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映画「ジョバンニの島」太平洋戦争直後の色丹島でのロシア兵上陸を描いたアニメ。 [映画]

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「ジョバンニの島」2014年日本映画

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 西久保瑞穂

声優 仲代達矢 市村正親 ユースケ・サンタマリア 仲間由紀恵 八千草薫

太平洋戦争末期、色丹島では戦争中にもかかわらずのんびりとした暮らしが営まれていた。
10歳の純平と7歳の寛太兄弟は父の大好きな「銀河鉄道の夜」を朗読する毎日だった。
しかし山中には日本兵が潜伏し、防衛隊長に任命された純平たちの父は日々島を守る役目を担っていた。
終戦直後、島にロシア兵がやってきて、住民たちの生活は一変する。
財産をすべて没収され、漁も禁止、潜伏していた日本兵はみな収容所へと送られる。
大人たちの困惑とは別に、島にやってきたロシア将校の娘、ターニャと純平は仲良くなるのだが。

画が稚拙な感じで雰囲気があっていいね。
一見ジブリ風だけども。

【ネタバレしてます。未見の方はご注意を】

戦争にもかかわらず島の生活は案外平和。
けれど終戦のあと、ソ連軍が島に進駐してくる。
実話を基に描かれた小説があって、それを基にアニメ化したらしい。

ジョバンニの島.jpg
映画.comサイトより画像引用


ソ連軍は島の家を没収し、すべての金品も強奪、漁も禁止されてしまう。
必死にコメを島のみんなに配ろうとしていた純平の父はソ連兵に逮捕される。
ここで和むのは純平の叔父。
お気楽だけれど、色々な物資を手に入れて純平たちに持ってきてくれる。
要領がすごく良い男で、お調子者のようだけれど、しっかり者。
声はユースケ・サンタマリア。

北方領土問題を身近に感じることができる映画かもしれん。
ああ、こんな風に侵略されたんやな~って。
平和で朴訥な島の人々は意味もわからず、収容所へ送られたり、家々を取られたりしたんやねぇ。
戦争に負けるということはこういうことだと諦めもあったんだろうな。

主人公は純平と寛太の兄弟。
彼らの名前は宮沢賢治の銀河鉄道の夜から名付けられた。
純平がジョバンニ、寛太がカンパネルラ。
父親が銀河鉄道の夜を好きで、いつも寛太に朗読させている。

映画の中で、銀河鉄道は純平たちにとって永遠の憧れであることがわかる。
そして銀河鉄道は星の世界へ旅立つ…ということで、死を意味していることも。
父親は逮捕され、別々の場所へ送られてしまうが、純平たち兄弟の面倒を見てくれるのは小学校の先生、佐和子。
佐和子は、純平の父親を愛している。
これ、愛してなかったら純平たちの世話はしなかったんやろか…。
世知辛いな…(そうとは決まってへんけど)。

ジョバンニの島2.jpg
映画.comサイトより画像引用


島にやってきた将校の娘ターニャと仲良くなる純平。
彼は美しいターニャに恋心を抱く。
しかし別れはすぐにやってきた。

ジョバンニの島3.jpg
映画.comサイトより画像引用


寒い寒い地方へ送られ(樺太?)、そこで日本への輸送船を待つ兄弟たち。
しかし父親が遠くの収容所にいるとわかり、逢いに行こうとする。
寛太は寒さで体を壊しており、途中で叔父がソ連兵に追われ、兄弟と佐和子は雪の中で行き倒れてしまう。

かろうじて地元住民(どこかから連れてこられた人みたいやけど)に助けられる三人。
そして収容所にいる父と再会。
束の間、逢うことができる。

しかし、寛太の病は重くなり…。

というお話。
まぁちょっと「節子」を思い出すな。
ホタルの墓系。
やけど、こっちは全然まったく泣けなかったわ。
ホタルの方は号泣やったけどな。
思い出しただけで泣けるけどな。
二度と一生観ないと自分に誓うほど泣いたけどな。

こっちはあんまり感情移入できんかった。
兄弟はめちゃくちゃ可愛いんやけどねぇ。

あの雪の中、無理やり父親に会いに行こうとする兄弟にいらっとしたからかも。
おまけに佐和子まで逢いたいと言うし。
そら、あんたは好きな人に逢いたいやろね。
それに付き合わされてソ連兵に追われた叔父さんが可哀相すぎるやろ。
佐和子の事が好きやったみたいやけど。

父親と会っても助けられるわけでもないし、ヘタしたら殺されてしまうのに。
なんか無茶苦茶やなぁと。
父親との再会もどうも冷めてしまったわ。
鉄条網越しに手を握りあう感動シーンも、なんかねぇ。
そのせいで…。
いやいや、まぁ書かないけども、察してください。

てことで、おそらくホタル系で泣かせようという意図はあったやろけど、全然涙腺緩まなかった。
CM観ても泣く私が泣かなかったんやから、これはなかなかやで。

銀河鉄道も夢はあるけど、効果的に使われていたかというと疑問やな。
宮沢賢治の幻想的な感じがあまり出てなかった気がするし。
とぼろかす言ってますけど、そない嫌いなわけじゃないんですよ。

まぁそこそこやし、泣ける人は泣けるかもしれんし、やはり戦争というのはイヤなもんやな…とわかる映画です。
でも結局何が言いたいのかはわからなかった。

ルナ129.jpg

寒いとこは苦手にゃ←暑いとこもね。。。

【本映画過去記事】
映画「学校」夜間中学に通う様々な生徒たちと西田敏行演じる教師の交流を描く 
本「見つめあうたび」貧乏貴族の娘がお金持ちと結婚する予定がスキャンダルに巻き込まれ…
本「摘出―つくられた癌」大学付属病院で医療過誤…正常な乳房を切除?!医師は信用できるのか



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コメント 4

mitsuya

これ作品そのものを知らなかったです。youさんの粗筋聞くとまさに泣けるアニメなんだなあと思うんですけど、一瞬で他人の記事に感情移入して泣くことの出来るyouさんが平然と見れちゃうなんて……そういった意味では見てみたい気もしますね( ̄ー ̄)ニヤリ…
by mitsuya (2015-07-25 08:37) 

youyou_s

>mitsuyaさん そうそう、あらすじ聞くと泣けるやん!と思いますよね?なんでか泣けなかったんですよ…。感動的なシーンとかもちゃんとあったのに…。いや、もしかすると涙もろさが無くなってきたのかもしれません。もうCMとか、子供の病気系とか見ても泣けないのかも。高校野球も泣けるから見るのイヤだったけど、今年は見れるかも!!!
by youyou_s (2015-07-25 11:12) 

ojioji

泣けない理由は、たぶん登場人物たちが感情(・欲望)に任せて動いているからではないでしょうかと、作品を読んでもいないのに記事から思いました。耐える辛さ、わかってもらえないやるせなさ、やっぱりこれです。宮西達也さんの「ぼくにもそのあいをください」とかのティラノサウルスものや「ごんぎつね」とかは何度泣いたことか。あっ、「野菊の墓」も(^_^;)
by ojioji (2015-07-29 04:21) 

youyou_s

>ojiojiさん なるほど!そうかも!!そうそう、耐える…ってのが泣けるんですよね。幼い子供が耐えてたりするともう。確かに感情に任せて動いてましたよ、この映画は。ちょっとは我慢せいよ!みたいな。
やはり日本人なら耐えないとね!
by youyou_s (2015-07-29 08:04) 

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