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漫画「1ポンドの福音」減量下手のボクサーが修道女に恋をした…高橋留美子ワールド [漫画]

「1ポンドの福音」著者 高橋留美子

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

食い意地がはっていて減量下手ボクサーの畑中耕一はシスターであるアンジェラに恋をする。

ボクサーとしての資質はあるのにどうしてもすんなり減量できない耕一にジムの会長はいつもやきもきしている。

一方シスターであるアンジェラは一途に気持ちをぶつけてくる耕一に惹かれながらも恋愛禁止の修道院との狭間で悩む。 


まぁ純愛っつーか、めぞん一刻と比べられてるみたいやけど、あそこまで主人公の魅力を感じなかったな。

五代は優しかったしほんっとに一途だったし、響子の苦悩も共感できたしね。

めぞん一刻は本当に面白かったなぁ。
出てくる登場人物もそれぞれが個性が強くて。
高橋留美子さんの漫画はどれも好きやわ。

なんで★がみっつかというとですね。
今回は天才的素質がありながら耕一の意思の弱さにいらいらさせられたし、シスターもなんで神の道を選んだのかもよくわからんかったから。
食い意地が張ってるというか、減量しないといけないのに食べてしまうという、トレーナーじゃなくとも腹が立つわけよ。
もっと一生懸命にならんかい!と叱咤したくなるくらい主人公が情けない。
高橋留美子さんの作品は主人公がめちゃ素敵で大好きになるんだけど、耕一はあまり好きになれなかったな。

シスターめちゃ可愛いんやけどね。

ラストもハッピーエンドやけども、シスターはこれから非常に苦労するだろうな(笑 

そういえばこれ確かKAT-TUNの亀梨和也主演でドラマ化されてた気がする。
面白かったのかなぁ…。

ルナ99.jpg

 

漫画レビューはいっつも熱いのに今回は短いにゃ

【本映画過去記事】
映画「モンスターズ / 地球外生命体 」メキシコの隔離地区から脱出を図る男女。そこでは異星人がうろうろしていて…。
本「四十でがんになってから」40歳女性ががんと宣告されたら…リアルながん患者のエッセイ
映画「デイブレイカー」人類が滅亡寸前、すべてヴァンパイアと化した世界。そんな時、人間へと戻れる方法が見つかり…。

 


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亀梨ドラマはこれ↓


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漫画「ふれなばおちん」女を忘れた主婦に訪れた恋。結婚してても恋愛はあり?小田ゆうあ作。 [漫画]

「ふれなばおちん」著者 小田ゆうあ

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

中学三年生の娘、小学生の息子、課長である優しい夫に囲まれて平凡で幸せな毎日を送っていた夏(なつ)。
しかし家事に追われ自分の身なりにまったくかまわなくなり、お腹はたるたる、髪はぼさぼさ、肌はぼろぼろ、着る服にも無頓着で娘の古い体操服を着ている始末。
娘にはもう少し身ぎれいにして!と怒られるが、夏自身はまったく気にしなかった。
そんな妻に女を思い出してもらおうと夫は、自分の会社に来たイケメン派遣社員を社宅である自分の部屋の隣に引っ越しさせる。
そしてイケメンに「うちの妻を誘惑してくれないか」と頼む。
イケメンに誘惑される夏…。
果たして?!


中学生の娘と小学生の息子がいる家庭。
小奇麗にしているお母さんもいるんだろうけど、夏はぼろぼろ。
これくらいの年齢(30代後半から40代前半?)になると、子どもがいる場合、おばさんちっくになる人と、いつまでも綺麗な人とに分かれていく気がする。

主人公の夏は、もうとにかく女ではなくなってて、おばちゃんになってる。
スーパーにパートに行ってるけど、他の人たちといっしょくたにおばちゃんと呼ばれている。
それでなんの不満もなく幸せに暮らしていたのだけれど…。

課長であるだんなが、よそのお宅に行ったら、そこの奥さんが身ぎれいにしてて若く見えて綺麗だったと。
自分の妻はどうしてああなんだ…とがっくりしたわけよ。
そこで、会社に入ってきたイケメン派遣社員に妻を誘惑して…と軽く頼む。
イケメンは一瞬ひくんだけど、安い社宅に入れるようにしてくれた恩もあるので、誘惑するわけ。

しかしイケメンが誘惑しても、態度がまったく変わらない夏。
今は自分の事より、子どもたちの事で頭がいっぱいだから。
料理も上手、掃除も完璧、片づけも上手で早い、と、とにかく主婦としては百点満点の夏。
身なりにかまわないのは自分の事が後回しになってるから。
そういう夏にイケメンはだんだん本気で惹かれていく。

このイケメンは32歳。独身。
劇団に入ってて俳優をしている。
それだけでは食べていけないので派遣社員もしている。
イケメンなので女に不自由したことがなく、当然フラれたこともない。
いつでも女性は彼に対して「ふれなばおちん」風情になる。
これがタイトルになってるんだけども。

そんなイケメンが今までとはまったくタイプが違う、おばちゃんである夏を好きになる。
まぁちょっと無理がないでもないけど、夏が良い人、いや、良いおばちゃんなのよね。
人のために一生懸命で。
おまけに、夏は独身時代、舞台や映画を良く観に行っていて、イケメンと話が合う。
徐々に本気で好きになるイケメン。

そうなると夏の方も彼が気になり、だんだん好きになっていく。
自分のおばちゃんぶりが嫌になり、ダイエットに励み、髪型を変え、服装にも気を遣うように。
課長である夫は最初のうちそんな妻の変貌ぶりにもあまり関心がない。
けど、徐々に疑い始める。 

イケメンと夏は純愛。
お互い好きで好きで仕方ないのに、夏が結婚していて、家庭を大事に、家族を愛しているから先に進むことができない。
夏は何度も何度も彼をあきらめようとするのだが、そのたび、イケメンの誠意や愛情度に触れてどうしても気持ちを抑えられない。

なんかね、おばちゃんを好きになったイケメンのとこでは、???となったけど、だんだん読み進むにつれて違和感がなくなっていく。
あまり容姿を気にしない男性であれば、料理上手で優しくて他人のために泣けて、自分と同じ感性を持っている女性を好きになってもおかしくないかもと。
しかも、結婚してるから絶対に自分のものにはならないわけでね。
そうなるとますます欲しくなる。

二人の関係は結構はらはらどきどきする。
なんせ、隣に住んでるからね。
徐々に疑い始めるだんなとかさ、もうどっきどき。
一番はらはらするのはやっぱり子どもたちにバレないかどうかってとこ。

子どもたちにすればお母さんはお母さんであって女だとは思ってない。
お父さん以外の人を好きになってるなどと想像もつかないだろう。
夏とイケメンの恋がばれたら家庭は壊れてしまう。

でもこれ、主婦で長い間恋愛から遠ざかってる女性であれば誰しもうっとりして、そしてリアルだったらどうするだろう…、いや、でもこんなこと私には起こりっこないし…などと色々考えてしまうだろうな。

イケメンと恋愛なんて憧れで、でも本当にそうなったら困るし、家庭を捨ててまで恋愛に走れる人と走れない人がいるし、でも一度くらいこんな風に愛されてみたい…とかね。

ラストは私は嫌い。
夏やイケメンの決断は好き。
でも…。

これから読む方のためにネタバレはしないでおきますが、ええええ~と思ってしまいました。。。
こういうラストは好きじゃないです。
内容はすごく良かったので★は三つ。
これでラストがああじゃなければ★四つでも五つでもいいのになぁ。。。。

読んでる間、夏と一緒にどきどきしたり、はらはらしたり、一気読みでしたわ。
平凡な主婦にこそ読んで欲しいな。
この作者さん、「斎藤さん」という漫画(ドラマ化もされている)の作者さんです。
これ読んだらなんとなく私もダイエットしてもっと綺麗になりたいな…と思いました。
外見までもおばちゃんにならないように、女性として小奇麗でいたいな~と思いましたです。

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こんな恰好で寝るようになったら終わりにゃ

【本映画過去記事】
映画「エグザム」死ぬまで年棒一億円!最終試験に残った8人に出された問題とは…。
映画「ちょんまげぷりん」江戸時代から侍が現代へタイムスリップ…錦戸亮演じる侍がかっこいい
本「聖なる夜にあなたと」クリスマスにまつわる奇跡のラブストーリー。短編集です。


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「斉藤さん」はドラマ化もされてたね↓


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漫画「東京タラレバ娘4」結婚に焦るアラサー娘3人。妥協できる女とできない女。結婚できないのは当然…。 [漫画]

東京タラレバ娘 4」著者 東村アキコ

★★★★☆  (個人評価 ★多めならおすすめ)

結婚したい仲良しアラサー3人。
一人は絶賛不倫中。
一人は彼女がいる二股男と恋愛?中。
そして売れない脚本家の倫子は、超素敵な彼氏ができたばかり。
食事も作ってくれて二人で映画を観て…幸せなはずなんだけど…どっかかみ合わない。
映画大好きな彼に合わせているのが疲れてきた倫子。
でもこんな素敵な彼きっと二度と現れない。
人生の選択を迫られた倫子は…。


倫子の親友二人は相変わらず不倫だの、二股だの問題ある恋愛継続中。

この巻ではほぼほぼ倫子の恋が描かれる。

バーを経営し、背も高く、痩せマッチョ、食事も作ってくれてイケメンの彼。
これ以上の男は現れないとまで思える素敵な彼。
けれど倫子はだんだん疲れてきていた。

映画の主人公に似せた髪型にして欲しいとお願いしてくる彼。
決して強要しているわけじゃないけど、結構マジでパーマ当てろ…と言ってくる。
なんでもかんでも映画の話題で、食事を作ってくれても結局映画で観たから…という話になる。
良い映画は必ず倫子も観ていると思い込んでて…。
彼に合わせる…おそらく若い頃ならなんら苦もなくやってのけていたことを、今の年齢ではできなくなっている。
自分のスタイルが確立されていて、映画だって好きだけどこれも観た?あれも観た?と聞かれるとだんだん邪魔くさくなってくる。
もし彼と結婚したらこれが一生続く…。
ムリだと判断した倫子は結局彼と別れることを決意。

友達は勿体ないと言うが、どうやっても彼との幸せな将来を思い描けない倫子。
なんとなくわかるようなわからないような…。

いう事なしの彼だけど、どこか合わなくて疲れてしまう・・・。
それを我慢してまで結婚するのかしないのか。
将来孤独に生きるくらいならこの彼で…いや、でも…と悩むだろうね、確かに。
私だったら、嫌なことは嫌だと言ってみるけどな。
映画ばっかりじゃなくて、他の話題もしたいし、強要されたくないし。
それでもだめなら別れるだろうけど。
倫子は彼にここが嫌だとかは言ってない。
ただ自分が悪いのだ…と言って別れる。
これは勿体ないと思うけどねぇ。
お互い言いたいこと言い合えるかどうかも重要やろと思うし。

理想の彼を捕まえたと思ったのに結局また独りに戻った倫子。
以前、一夜を過ごしたことのある人気モデルのKYEは今でも時折倫子たちの飲んでいるお店にやってくる。
彼氏と別れて仕事しようと思い立った倫子に、千葉のローカルドラマの脚本の仕事を紹介してくれる。
そこでの仕事は改めて仕事の面白さを倫子に教えてくれるものだった。。。

どうもモデルのKYEは倫子をほっとけない感じなんだけどなぁ。
でも恋愛には発展しそうもない、今のところ。
普通の少女漫画だったらきっとモデルで若くて年下だけど、自分を好きでいてくれて両想い、ハッピーみたいな感じになるんだろうな。
どうもKYEは過去年上の女性と結婚してて、相手が病気で亡くなって…という感じ。
その人と倫子を重ねてるのかなぁ。
恋愛ではないけど気になるみたいな感じ。

やはり30オーバーになってくると簡単に結婚相手を選べないんだよねぇ。
経済的にとか、色々条件がついてしまって。
しかも自分が妥協できなくなっている。
もうこの人でいいや!ってなかなか思えないんだろうなぁ。
いやいや、もう少し良い人がいるかも…とかさ。

この漫画の三人の恋愛は見ていてすごくもどかしい。
もどかしいけど、こんな感じになっちゃうのもすごくよく理解できるし。
独りで生きていくのは寂しい、不倫だったり、二股だったりすればすぐ結婚がどうのこうのにはならない。
ただただ好きな相手と時折逢って楽しい時間を過ごすだけ。
むなしくなったり哀しくなったりはするだろうけど、実はそれが一番楽な恋愛だったりする。
真剣に結婚を考える相手だったりすると、あれこれ考えてしまうからね。
倫子のように。
結婚を終着点としないで、ただ好きかどうかで付き合えば、もしかしたら倫子は映画彼氏で十分幸せだったかもね。
でも結婚をゴールだと考えてる倫子にとっては、彼は一生一緒にいれる相手とは思えなかった。
なんか勿体ないし、ほんともどかしいわ。

仕事を一生続けられるわけじゃない…と考えてるからそうなっちゃうんだろうな。
結局は結婚すればなんとかなる…相手に幸せにしてもらって…相手に生活の面倒見てもらって…と結婚相手に寄り掛かった考え方してるから、なかなか相手が見つからないんだと思うわ。
独りでも生きていけるけど、一緒に居て楽しいし楽だし、と思って結婚すればいいのになぁ。

自分自身が確立できてないから結婚相手に求めるものが大きくなって、誰もがその相手にはなりえない。
そんな理想100%の相手なんていないのに…。

まだまだこの3人の恋愛事情は問題山積みなんでこれからも続巻を楽しみに読みたいと思いますわ。
これ読んで、あれこれ言い訳して結婚しない女性は勉強してほしいと思います。
独りで生きる決心した途端相手が見つかったりするものだしね。

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自分が結婚してるからってめっちゃ上から目線にゃ

【本映画過去記事】
本「紅薔薇伝綺」龍の黙示録シリーズ。薔薇の名前に感化された内容で中世ヨーロッパでの龍の活躍を描く
映画「クロユリ団地」元AKB前田敦子主演。古びた団地に引っ越してきた女性が恐怖の体験を… 
映画「塔の上のラプンツェル」ディズニーが送るアドベンチャー・アニメーション。髪長姫をモチーフによりロマンティックに描く。 

 


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次はこれが読みたい↓



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漫画「かくかくしかじか」東村アキコの自伝的漫画。美大へ入るための絵画教室で出会った先生とは… [漫画]

「かくかくしかじか 全5巻」著者 東村アキコ

★★★★★ (個人評価 ★多めならおすすめ)

林明子は小学生の頃から漫画家になるのが夢。
理由のない自信によってそれは確固たる未来でもあった。
高校の美術部で優しい顧問によってますます自信をつけたアキコは美大へ行くため、ある絵画教室へ行くことに。
ところがそこでこてんぱんに罵られ、美大に受かるために毎日のようにデッサンをしろと言われる。
教室の先生はまるでヤ〇ザのような乱暴で暴言を吐き竹刀で容赦なく叩く体育会系。
自信満々だったアキコはここで自らを見直すことに。


海月姫、主に泣いています、タラレバ娘等の作者、東村アキコの自伝漫画。

もうね、めちゃくちゃ良かった!
なんていうか、感情だったり、思いだったり、妙な自信だったり、そういうのがすべて共感できるっていうか。
読みながら何度泣いたかわからない。
もう出だしから、なんとなく結末が想像できたからなんだけど。

小さなころから絵がうまいとおだてられ、自信満々だったアキコ。
高校でも美術部部長になり、優しい顧問に褒められる毎日。
美大へ進むため友達に紹介された絵画教室へ通うことになる。
ところがその先生が、暴言を吐きまくり竹刀でたたく超厳しい先生だった。
自信満々のアキコもこてんぱんにやられる。
このままでは絶対に美大には受からないと、デッサンを毎日することに。
厳しい先生ではあったが、なんとなく憎めずアキコはずっと通い続ける。


アキコの通う高校は進学校であったが、アキコ自身は勉強をまったくしないためいつも学年でビリに近い成績ばかり。
これでは大学に行けないと思った矢先、美術部顧問が推薦してあげる…と。
ここでもまた自信満々で試験に挑んだアキコ。
学科がなくて実技と面接のみだったので楽勝だと受かる気満々だったのだが、結果は不合格。
仕方なくセンター試験を受けることになるのだが今からではとても勉強しても追い付かないと、四択の解き方を必死に研究。
問題がわからなくても答えがわからなくても、四択の中から正解を選びだす能力を身につける。

読んでて吹き出すことも多いし、なにより美大を目指す人にとってすごくためになる気がする漫画。
よくこれでセンター試験で良い成績を取ったなぁと眉唾ものではあるけど、なんとなく信じられる気もする。
第一希望の東京の大学には落ちたが、金沢の美大に合格。
独り暮らしを始める。
ここまでのお話だけでも、もうめっちゃ面白い。
絵画教室の先生のキャラがもう素敵すぎて。
まぁ自分が習ってたら絶対辞めてるだろうけど…。

アキコはこの先生とうまが合ったんだろうなぁ。
結局8年もこの先生と付き合うことになるんだから。

何もしなかった大学時代の話でも泣いたわ。
アキコの実家は九州宮崎
当然絵画教室の先生も宮崎。
でもアキコを心配してか、全然連絡してこないアキコに対し、金沢にまでやってくる。
しかも一泊で。
この時、アキコは先生がうっとおしくて、相手もせず、一泊しただけで宮崎に帰してしまう。
先生が帰ったあと、机の上に、焼酎が。
おそらく先生はアキコや、美大友達とお酒を飲みながら語らいたかったんだろうに。
アキコはうっとおしく思って、先生一人を置いて自分は彼氏の家に泊まりに行ってた。
なんていうか、ここで涙が…。
先生の気持ちを考えたらもうたまらないわ。

ここまでアキコを思ってくれてる先生をないがしろにして。
それでもアキコの気持ちもわからなくもないから、もしかしたら自分が同じ立場でもそうしてたかもって思うと余計哀しく思えたわ。
若い時って(今でもやけど)、親とか自分に世話を焼いてくれる人をうっとおしく感じることがある。
あとから考えたらなんでもっとしっかり相手をしなかったのかと後悔してしまう。
きっと相手はものすごくがっかりしてさみしかったに違いないのに。

これは親孝行にもつながる思いだから余計に泣けたんだろな。
親をうっとおしく思って邪険にしてしまった日々を思い出すと後悔しかないもん。
東村アキコは先生に対し、何度か、裏切るような行為をしてしまう。
そのことも赤裸々に漫画に描かれている。
それでも、それはすごく共感できるし、ああ、自分でもそうするかも…という想いで読むから、自分の若い頃を殴りたい!というアキコの気持ちがすっごくよくわかる。

自分の青春時代に常に存在していた”先生”。
それをこうやって漫画にした思いもわかる気がするわ。
若い頃、ほんっとに後悔しかない思いを漫画にすることで浄化するというか、懺悔するというかね。
描くことで胸にずっと残っていた後悔の念とか、そういうのを見つめなおすことで自分の中でようやく決着つけられるんちゃうかなぁ。
じゃないと、ずっと一生後悔したままになってしまうもん。

まぁ結末はあえて書かないけど、想像はつくかな…。
アキコはめちゃくちゃ先生に可愛がられていたんだな…と思う。
やっぱり才能があったんだろうね。

しかし美大って入るの大変なんやねぇ。
入ったら入ったで課題とかで大変そうやし、お金もかかるから親も大変やし。
うちの娘も絵が好きでずっと描いてるからやばいな。
将来美大行く!っていいかねんわ。
…まぁしょうがないけど。
でも美大出ても就職先がないもんなぁ。
美術の先生だってものすごく狭き門やろし。
美大出て普通の企業に入ったらなんのこっちゃ…って思うしなぁ。
全員が全員画家を目指しているわけでもないんやろしねぇ。

とにかく、感動して泣けて笑えてためになる漫画と大絶賛しておきましょう。
漫画読んで泣くって最近なかったわ。
漫画家目指す人にも役立つし、美大目指す人にもいい。
一切芸術的要素を持たない私が読んでも面白かった。

ますます東村アキコさんのファンになりましたわ。

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わたちはモデルのほうが向いてるにゃ

【本映画過去記事】
本「二重螺旋の悪魔〈下〉」人間のDNAから呼びだされた悪魔と人類の最終戦争の行方は…
テレビ「図書館戦争 ブックオブメモリーズ」本を守る図書隊の一員である小牧が身柄を拘束される。一体なぜ?
本「二重螺旋の悪魔 (上)」DNAに潜むものを具現化してしまった人類。果たして人類の運命は… 

 


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これもめっちゃ面白かったよ↓



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漫画「ヒロイン失格」思い込みの激しい性格のはとり…自分がヒロインなのだと信じ切っていたのだが…。 [漫画]

「ヒロイン失格」著者 幸田もも子

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

高校生のはとりは思い込みの激しい女の子
幼馴染のイケメン、利太に片思いではあるが、絶対に自分がヒロインになるのだと信じて疑わない。
一方の利太は、イケメンでモテるため彼女がいつもいるが、真剣に付き合ってはいない。
いつか利太の彼女になるのはヒロインの自分なのだとはとりは信じていた。
ところが、今度利太が付き合い始めたのは、地味で真面目な安達という女の子。
今までの女の子とはタイプが違う。
安達はてっきり脇役キャラだと思っていたはとりだったが、利太にはっきりフラれたことで、自分はヒロイン失格なのだと思い知ることに。


高校生のはとりは顔も可愛くスタイルも悪くない。
幼馴染の利太を一途に思っているが、告白はしていない。
利太はイケメンでモテるため常に彼女がいるが、はとりはあまり気にしていない。
なぜなら、自分こそがヒロインで、きっといつか利太と結ばれるのだと信じているから。

なかなか思い込みが激しい女の子が主人公。
幼馴染の彼と結ばれるのは王道であり、自分こそがヒロインだと自信を持っている。
確かに利太からは特別扱いされている。
しかし思い切って利太に告白すると、そんなふうには思えない…とフラれてしまう。
諦めきれず、ずっと好きでいると伝えるのだが、利太は無駄だと諭す。

確かに少女漫画の王道としては、幼馴染というのは結ばれやすいからね。
でも利太が選んだのは、地味で冴えない女の子、安達。
なんとか安達から利太を取ろうとするのだが、安達はとても良い子。
はとりは、安達こそがヒロインで、自分が脇役なのだと思い知ることになる。

女の子は誰でもヒロインであって、自分以外は全部脇役になってしまう。
それは地味な子でも美人であっても同じ。
そのことにはとりはなかなか気が付けない。

少女漫画にしては主人公のはとりが、変顔するし、性格も難があるし、なかなか意表をついていて面白い。
ずっと好きだった幼馴染からもフラれるしね。
高校生くらいの女の子だったら、誰しもが考えるようなねたみだったり、嫉妬だったり、好きという想いだったり、がリアルに感じられるのは、主人公の恋がうまくいかないからかなぁ。
主人公と一緒になって、「なんで?フラれるの??ええええ???」と、共感し、地味な安達がイケメンの心をつかむ様子にいらっとしたり(笑)
やっぱり映画化されるだけあって、なかなか面白いね。

ま、しかしですね。
主人公のはとりは、利太にはフラれるものの、学校一イケメンの弘光康祐(ひろみつ こうすけ)と付き合うことになる。
ここら辺が少女漫画の王道に戻る感じね。
最初は弘光もはとりの事を真剣に好きじゃない感じだけど、付き合うにつれだんだん本気になっていく。
これもまた都合がよい展開ではあるけども。

優しくて頼りがいがある弘光をだんだん好きになるはとり。
利太を忘れられると確信していく。
ところが!!!!

今度は利太が、はとりを好きなことに気が付き、告白してくるという展開。

なんちゅう三角関係。
なんちゅうタイミングの悪さ。

しかし、はとりは弘光を好きになっていて、利太がしつこく言ってくることで弘光に誤解されたりして、迷惑したりもする。
他の人のものになって初めて、ほんとは好きだったんだと気が付くなんてねぇ。
そんなもんかもしれんけど。
自分勝手だなぁと思わんでもないわ。
さんざん傷つけておいて、やっぱり好きだなんてねぇ。

てことで、常に三角関係モードな恋愛の行く末は??
はとりは一体どっちを選ぶのか?みたいなお話ですわ。

けっ!イケメンに好かれていいですな!

という、ねたみはおいといて…。

まぁなかなかに面白いです。
コメディとしても笑えるし、色々こずるい考えを持つことも赤裸々に描かれているのでリアルな感じ。
幼馴染の彼がイケメンでモテてて…という段階ですでにもう都合がいいし、少女マンガでしかありえないんだけど面白い。
ちなみに私の幼馴染の男は二人いますが、どちらもイケメンってほどではなく、普通の人です。
でも一人は会社の部長やったか、専務やったか、結構偉いさんになってて年収1千万くらいあるらしい。
そんなに出世するなら、3才の時に「僕、〇〇ちゃん@わたしとけっこんする!」と言ってたときに、婚約しとくんだったと後悔してます。

話が逸れたので戻しますが。


二人の男性の間で揺れるはとり…。
といううらやましすぎるお話ではあるけども、最後まで目が離せない展開です。

映画はどんな感じなのかなぁ。
レンタルしてまでは観ないけど、テレビ放映されたら観るかも。

男性が読んでも面白いとはあまり思えないけど、女子中学生、高校生、大学生、年をとっても乙女なおばちゃんには超おすすめ漫画です!!!!

ルナ121.jpg

 

二人のイケメンから同時に告白される…ママの夢にゃ
↑それで悩んでみたい!

【本映画過去記事】
本「冷たい夢」ダイバーの女性が海の中で見た揺らぐ死体…しかし探してみても見つからない。あれは幽霊だったのか…
映画「女帝(エンペラー)」チャン・ツィイー主演、中国古代宮廷内の愛憎劇をハムレットを基に描く
本「龍は眠る」宮部 みゆき著。心を読むことができる少年と知り合った記者…彼の運命は 

 


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